独力で再挑戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 09:24 UTC 版)
同年、再度妻を伴って渡満(資料によっては1915~16年)し、貿易商「瓜谷長造商店」を設立、大豆貿易に再チャレンジする。 第一次世界大戦後の好況と官営取引所の開設は、瓜谷商店に絶好の追い風となったが、1920年の東京株式市場の大暴落を契機として発生した戦後恐慌は、ただちに大連にも波及し、特産品相場は一斉に暴落した。瓜谷商店も大きな打撃を受け、再び無一文となった。しかし、長造の堅実な経営と整理の際の男らしい処置に多大な信用と同情を払った某銀行支配人が、再度の旗揚げを応援し、その貸出しを受けた少額の金を資本に、またもや商戦に打って出た。 こうして、瓜谷商店は激しい淘汰の波を潜り抜ける。基礎が固まったのは、大正時代の後期だと思われる[要出典]。
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