犯行の瞬間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 09:21 UTC 版)
「高島忠夫長男殺害事件」の記事における「犯行の瞬間」の解説
犯行当日、家政婦Aは高島夫妻の食事の後片付けなど済ませたあと、午前1時過ぎ頃に一人で風呂に入った。入浴後、自室に戻ったところ隣の部屋から長男のぐずる声が聞こえたため、長男の寝ている部屋へ行ったところ、長男は家政婦Aの足を掴むなどしてきた。家政婦はこの姿をかわいいと感じて長男を抱き上げ、夕涼み目的で庭先へ出て長男を抱いたまま、あやしたりしていた。その後、足が汚れたので足を洗おうと長男を抱いたまま再び風呂場へ戻ったが、この時に「この赤ん坊さえいなければ高島夫妻の愛情は私に戻るのではないか」と考え、気がついたら長男を湯船に沈めていたという。長男は激しく咳き込んだが、家政婦Aは、なおも長男を湯中に抑えつけた。そして「このままでは犯行がバレる」と思い、風呂から出た後に物取りの犯行に見せかけるため、室内を物色されているように装ったという。
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