犬の好きな匂い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:05 UTC 版)
犬は干からびたミミズの匂いが好き、という説があり、猫(あるいはネコ科の動物全般)に対するマタタビと同様の効果があるらしいことは、古くから知られていた。また1960年代に発表された白土三平の漫画『カムイ外伝』及び『サスケ』において、忍術に使用されるアイテムの一種として「犬万」なるものが紹介されている。敵忍者に犬万を数滴つけ犬に追跡させたり、敵に囲まれた際犬万で大量の野犬を呼び寄せその混乱に乗じて逃走するなど様々な活躍をする。犬万の正体はミミズ(大量のミミズをすり潰したドロドロの液体、あるいは乾燥させたミミズの粉?)である。さらに白土三平の描くこの「犬万」は、シートンによる著作『歴史に残る動物たち / 狼を中心として ( Great Historic Animals / Mainly About Wolves )』 (1937年)内の記述が元になっており、内山賢次による邦訳本及び白土三平によるその漫画化作品、シートン全集、シートン動物記にも現れる。
※この「犬の好きな匂い」の解説は、「ミミズ」の解説の一部です。
「犬の好きな匂い」を含む「ミミズ」の記事については、「ミミズ」の概要を参照ください。
- 犬の好きな匂いのページへのリンク