特別捜査幹部研修所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 04:41 UTC 版)
特別捜査幹部研修所(特捜研)とは、上級の捜査幹部として必要な捜査の指揮及び管理その他高度の専門技術に関する研修を行う機関として、1967年(昭和42年)6月1日に創設された。全国の警察の警視または警部の階級にある者の中で、一定の捜査実務経験がある各都道府県警察本部における将来の捜査担当部課長としての適格性を有する警察官に対して約半年間の研修を年二回実施している。少人数制の教育が特徴。著名な学者、実務家、法曹等を交えたゼミナール形式の教育を行っており、全国から選抜された研修生は、捜査幹部としての実践的研修に励むと共に、捜査に関する諸問題についての共同研究を行い、その成果は「課題研究報告」としてまとめられ、警察実務の教養資料として広く活用されているところである。また、平成19年から同研修所では、特別捜査幹部養成科という短期課程の研修も年二回実施している。
※この「特別捜査幹部研修所」の解説は、「警察大学校」の解説の一部です。
「特別捜査幹部研修所」を含む「警察大学校」の記事については、「警察大学校」の概要を参照ください。
- 特別捜査幹部研修所のページへのリンク