父・團十郎との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:14 UTC 版)
「市川海老蔵 (11代目)」の記事における「父・團十郎との関係」の解説
父・團十郎が健在であった当時、海外公演などで一緒に舞台に上がった時には演出のことで揉めたことがよくあった。團十郎が海老蔵の意見を聞き入れて許してくるときもあったが、そういうときの家庭内の空気はよくなかったという。だが、反発していたときにずっと優しく見守ってくれていた團十郎に常々感謝の言葉を述べている。 婚外子(嫡出でない子)が発覚した際に寛大な態度を見せていた父・團十郎も、2007年7月に海老蔵が大阪松竹座内の風呂場でケガをして歌舞伎公演を降板した時はさすがに激怒し「公演に穴を空けたんだから、自己管理がなっていない。今回は同情できん」とコメントしていた。2010年に発生した暴行事件の被害を受けた際にも再度激怒し「(予定されていた京都南座での顔見世興行の)稽古に入れないのではないか。(事件に巻き込まれたとは言え、その事件の原因を作ったと言う)責任の上では、出演すべきではないと思っている」と前置きし「大変失礼な行動で、当人の自覚のなさがなせるわざ。憤りを感じている」と海老蔵を突き放していた。
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