燃料統制と戦時供出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 22:31 UTC 版)
「国鉄キハ07形気動車」の記事における「燃料統制と戦時供出」の解説
戦争の激化に伴い燃料統制が進んだ結果、ガソリン動車の使用は縮小され、他の気動車同様に使用不可能となり、大半が各地の車庫や側線に放置された。なお、客車代用としての使用例があまり見られなかったが、これは軽量化を目的とした簡易連結器の強度が低く、客車列車に組み入れる場合には必ず最後尾に連結しなければならないなど、客車との混用が難しかったためである。 また、10両(42021, 42022, 42041 - 42045, 42059 - 42061)が陸軍の要請により、1938年5月31日付けで特別廃車のうえ供出され、大宮工場と鷹取工場で標準軌に改造のうえ、中国の華中鉄道に送られた。全車とも戦後の消息は不明である。
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