点検業務入札の不透明さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 05:52 UTC 版)
「南方澳大橋」の記事における「点検業務入札の不透明さ」の解説
健行科大が受注した点検業務自体についても同大教授が運営する自社企業に再発注していることや、入札審査の宜蘭県政府担当者が毎回同一人である不透明さを問題視している。 7日、黄国昌は立法院質疑で「2018年の宜蘭県政府の点検報告書は点検担当者の氏名とともに担当者の顔写真を添付する様式だが、記入欄に健行科大教授とその妻の氏名があるものの、顔写真は教授本人のものしかないことや、目視検査のみだったにもかかわらず記録は「D=1(良好)」であるため、点検報告自体が杜撰ではないか?」と指摘した。 8日、中鼎集団(中国語版)傘下の萬鼎公司が受注した新北市石門区の第二石門橋の検査業務について、二重チェックのために検査と品質保証の2工程を別々の組織が行うべきところをいずれも健行科大教授が運営する萬喬豊公司に再委託にしていることが判明し、黄国昌は「プレーヤーと審判が同じ」と批判している。。 15日、黄国昌は立法院の質疑で、萬喬豊公司が請け負った南方澳大橋を含む複数の点検業務で無資格者を雇用していたことや、臨時職員に近親者の名が連ねられていたことを指摘、公路総局が管轄する橋ではその低水準のまま検査報告を受理されていたことなどを追及した。
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