点検強化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 20:59 UTC 版)
パンチングマシンは、筐体とその付属パーツが強い衝撃を受けるため、それらの磨耗が激しくなっている。特にグローブやパッド、筐体を衝撃から守っているスポンジ状のショック吸収型プロテクターなどは、不完全な状態であるとプレイヤーの怪我にむすびつくことから、定期的な点検とメンテナンスを促している。主要アーケードゲームメーカーの内、タイトーは2007年9月に中古筐体で事故が発生したことを受け、発売から10年以上経過したパンチングマシンに関しては、予備部品の生産終了に伴い、メンテナンスサービスを終了し、以後破損した場合は稼動を取りやめるよう促している他、一方で近年発売されたゲームでは、部品の交換を定期的にアナウンスしてくれる機能を搭載している。バンダイナムコエンターテインメント(後のバンダイナムコアミューズメント)は2017年10月に、パンチングマシンのメンテナンスサービスを終了した他、セガも、権利を譲受したアトラス製品も含め、パンチングマシンのメンテナンスサービスをすでに終了している。このため、バンダイナムコアミューズメント製品とセガ製品(アトラス製品も含む)が故障や破損した場合は、稼働を取りやめるしか方法がない。
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