漱石の満韓旅行の旅程
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「満韓ところどころ」の記事における「漱石の満韓旅行の旅程」の解説
漱石の日記に拠ると、漱石の満韓旅行の旅程は以下のようなものである。9月2日新橋発下関行き寝台列車に乗り出発。翌9月3日朝に大阪着、日満連絡船鉄嶺丸に乗り換えて瀬戸内航路から門司経由で9月6日大連着、大連市内見学。9月10日旅順見物、大連に戻る。南満州鉄道に乗って9月14日熊岳城、9月16日営口、9月17日湯崗子、9月19日奉天、9月21日撫順の炭鉱見物、9月22日ハルピン、9月23日長春、9月25日奉天に戻る。翌9月26日にまだ軽便鉄道だった安奉線で奉天を発ち、9月27日安東、9月28日に小蒸気で鴨緑江を渡って朝鮮に入り、新義州から平壌着。9月30日京城(現:ソウル)に着き、10月2日仁川 、10月3日開城など10日余り滞在。10月13日に京城の南大門駅(現ソウル駅)発の急行で半島を南下し、釜山着後すぐ連絡船に乗船し翌10月14日下関着である。このうち『満韓ところどころ』で記述されたのは9月21日の撫順に到着して炭鉱の見学をする所までとなっている。
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