漢訳仏教圏における慈悲の思想的発展とは? わかりやすく解説

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漢訳仏教圏における慈悲の思想的発展

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 06:18 UTC 版)

慈悲」の記事における「漢訳仏教圏における慈悲の思想的発展」の解説

漢訳大乗経典を用い仏教では、慈と悲を含む四無量心三種説く。「衆生縁」「法縁」「無縁」の三縁である。いわば慈悲心の生起する理由とその在り方をいう。 衆生縁とは、衆生しゅじょう、jantu,sattva)を対象とする慈悲心である。有情縁とも言う。 法縁とは、すべてのものごと(法)は実体がなく空であると知って執著断じてから起こす慈悲心。 無縁とは、何者をも対象とせずに起こす慈悲心。それは仏にしかない心であるという。 この三縁慈悲とは、第一一般衆生慈悲あわれみの心をいい、第二聖人、つまり阿羅漢菩薩の位にあるものの起こす心、第三は仏の哀愍の心であると言える

※この「漢訳仏教圏における慈悲の思想的発展」の解説は、「慈悲」の解説の一部です。
「漢訳仏教圏における慈悲の思想的発展」を含む「慈悲」の記事については、「慈悲」の概要を参照ください。

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