漢を国号とした諸国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 14:17 UTC 版)
漢の国号は皇帝であった劉氏の姓と密接に結びつき、前漢・後漢の両漢王朝以後も劉姓の王朝によってたびたび使われた。劉姓の王朝において「漢」を号しなかったものは、匈奴系の夏と南朝の宋のみであるが、逆に劉姓以外の王朝が漢を号したことは幾度かある。 蜀漢(三国時代の王朝、中山靖王劉勝あるいは斉武王劉縯の後裔と称した劉備が建国) 前趙(漢趙国・劉趙)(匈奴屠各種攣鞮部の王朝) 成漢(成蜀・前蜀)(チベット系氐族の李特の政権) 後漢 (五代)(テュルク系突厥沙陀部の劉知遠の王朝) 北漢(五代の後漢系の王朝) 南漢(五代十国のひとつ。広州周辺を領土とする。アラブ系説あり) 漢(中国南北朝末の宇宙大将軍侯景の王朝。わずか5ヶ月で滅ぶ) 漢(中唐の朱泚の政権。はじめは秦と称した) 漢(元末の陳友諒の政権) 漢(明中期の劉通の政権)
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