源良院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 15:33 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動源良院 | |
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所在地 | 東京都世田谷区北烏山4-10-1 |
位置 | 北緯35度40分43.8秒 東経139度35分52.5秒 / 北緯35.678833度 東経139.597917度座標: 北緯35度40分43.8秒 東経139度35分52.5秒 / 北緯35.678833度 東経139.597917度 |
山号 | 向旭山 |
院号 | 源良院 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 延宝4年(1676年) |
開基 | 玉置八右衛門 |
法人番号 | 5010905000171 ![]() |
源良院(げんりょういん)は、東京都世田谷区にある浄土宗の寺院。「烏山寺町」を構成する26の寺院の1つである。
概要
当初は西福寺の塔頭として創建された。その後、浅草神吉町(現・台東区東上野)にあった幡随院(現在は小金井市に移転)の塔頭となった[2]。
1923年(大正12年)の関東大震災で、本寺の幡随院もろとも大打撃を受けたため、1925年(大正14年)から1932年(昭和7年)にかけて徐々に現在地に移転した[2]。
烏山移転時に、同じ幡随院の塔頭だった「向旭院」を合併し、「神田山向旭院」を名乗ったが、後に「向旭山源良院」に改称している。
当院の本尊は阿弥陀如来であるが、「火伏観世音菩薩」と呼ばれる観音菩薩像も安置されている。明暦の大火の際に延焼を防いだという逸話からきている[2]。
交通アクセス
- 千歳烏山駅より徒歩14分。
脚注
参考文献
- 世田谷区 編『小学生の烏山寺町あんない 付 世田谷の社寺と遺宝その2』世田谷区、1978年
- 竹内秀雄 著『世田谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド12)』学生社、1992年
関連項目
源良院(げんりょういん・地図)
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「烏山寺町」の記事における「源良院(げんりょういん・地図)」の解説
浄土宗の単立寺院で、山号は「向旭山」という。かつては神田の西福寺の塔頭であり、1659年(万治2年)に神田山幡随院新知恩寺内に移転したが、度重なる火災によって古記録を焼失した。関東大震災の前は浅草神吉町(現在の台東区東上野)にあったが、震災後の区画整理によって1925年(大正14年)7月5日と1926年(大正15年)6月15日に烏山の現在地を購入し、1932年(昭和7年)に移転を完了した。移転当時の寺号は「神田山向旭院」といった。向旭院は烏山への移転に際して、源良院を合併した。1975年(昭和50年)の本堂落成を機に「向旭山源良院」と寺号を改めている。所在地は北烏山4-10-1。
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