湯浅修一とは? わかりやすく解説

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湯浅修一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/18 04:27 UTC 版)

湯浅修一
(ゆあさ しゅういち)
生誕 湯浅修一
(ゆあさ しゅういち)
1929年生まれ
日本群馬県
居住 日本
国籍 日本
研究分野 精神医学
精神病理学
研究機関 前橋医科大学医学部
群馬大学医学部
東京大学医学部
東京都精神医学総合研究所
出身校 前橋医科大学医学部医学科
医学博士群馬大学1963年
プロジェクト:人物伝
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湯浅 修一(ゆあさ しゅういち、1929年 -?[1] )は、日本医学者精神科医群馬県生まれ。専門は精神病理学医学博士群馬大学1963年[2][3]分裂病(現・統合失調症)の予後研究で知られる[4]江熊要一臺弘中沢正夫らとともに生活臨床グループの創成期メンバー[5]

略歴

1929年群馬県生まれ。旧制松本高等学校理科を経て、1953年前橋医科大学(現・群馬大学)卒業。1963年医学博士(群馬大学)。赤城病院院長、群馬大学医学部講師、岸病院神経科医長、東京都精神医学総合研究所副参事研究員、東京大学医学部講師[2]などを経て、榛名病院常勤顧問[6]


学会

著書

単著

  • 『精神分裂病の臨床―通院治療を中心に』医学書院、1978年8月。 

共著

編著

寄稿

  • 分裂病の精神病理1(土居健郎 編)
  • 分裂病の精神病理4(荻野恒一 編)
  • 分裂病の精神病理5(笠原嘉 編)
  • 分裂病の精神病理6(安永浩 編)

関連人物

関連項目

脚注

  1. ^ 没年不詳だが、2006年刊行の浜田晋の著書に追悼文が載せられているので、存命ではないと思われる[1]
  2. ^ a b 湯浅修一『精神分裂病の臨床―通院治療を中心に』医学書院、1978年8月。 
  3. ^ 湯浅修一. “ep系マウスの痙攣閾を上昇させる諸条件およびその神経化学的背景”. 国立国会図書館. 2013年4月21日閲覧。
  4. ^ 笠原嘉・著 『精神病』(岩波新書)注釈
  5. ^ 『日本の精神医学この五〇年』(松本雅彦 みすず書房2015年)105ページ、あるいは、生存学サイトいわく「以後、生活臨床グループは地域活動に打って出た江熊、中沢の代々木系が主導して行くことになり、党派色がなくアカデミズムの立場に固執し、精神分析などに接近し新たな理論構築を目指した湯浅、病院志向の加藤、田島などその後の道は異なっていくことになる」
  6. ^ 臺弘、湯浅修一(編)『続・分裂病の生活臨床』創造印刷、1987年11月。ISBN 9784881582176 
  7. ^ 物議を醸した、ということの根拠としては、立岩サイトの台発言[2]や、伊勢田堯による「地域精神保健と生活臨床」【ストレスの捉え方】や、「現代思想 (雑誌)」2013年10月号立岩真也『精神医療についての本の準備』における、小澤勲による「生活療法」批判を参照のこと
  8. ^ 現代思想 (雑誌)」2013年9月号 立岩真也『精神医療についての本の準備』、あるいは立岩のサイト[3]

参考文献

  • 『アルペン颪 旧制高等学校物語 松本高校編』(財界評論新社 1967年)



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