測量の碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 14:27 UTC 版)
「伊能忠敬測量の碑・星座石」の記事における「測量の碑」の解説
日本地図作成のために蝦夷での第一次測量を行った忠敬は1801年に第二次測量として伊豆・東日本海岸の測量に着手した。当初は房総半島から三陸まで順調に進んだものの、陸前高田や大船渡から北は船で観察しながら対岸の目印までを計測したと推測される程困難を極めた。国土地理院地図との比較においても忠敬の地図は正確なものの、岬付近については不自然さが残っている。また2001年(平成13年)9月23日、忠敬の測量200周年を記念して唐丹町大石に建立された碑には「伊能忠敬海上引縄測量之碑」と海上からであったことを示している。これらを記念して同地の天文暦学者・葛西昌丕が1814年に伊能忠敬測量の碑を建立した。江戸時代に忠敬の功績を記念して建立された唯一のものである。
※この「測量の碑」の解説は、「伊能忠敬測量の碑・星座石」の解説の一部です。
「測量の碑」を含む「伊能忠敬測量の碑・星座石」の記事については、「伊能忠敬測量の碑・星座石」の概要を参照ください。
- 測量の碑のページへのリンク