清水沢発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:19 UTC 版)
位置 : 北緯36度51分16.7秒 東経138度5分14.8秒 / 北緯36.854639度 東経138.087444度 / 36.854639; 138.087444 (清水沢発電所跡) 関川水系で4番目の発電所は清水沢発電所(出力400 kW)である。所在地は杉野沢村宇棚で、「笹ヶ峰牧場」の南側に位置する。関川本流にはなく、清水沢などの渓流の水を人工の「清水ヶ池」に集めて発電する。1930年12月2日より清水沢送電線とともに運用が開始された。 清水ヶ池は下流側発電所のための調整池として運用されており、1日約5時間のピーク需要時(尖頭負荷)に放水しつつ清水沢発電所で発電し、それ以外の時間帯には貯水を行う。そうした運用のため清水沢発電所は常時運転されず長期間停止されることもあった。発電設備はフォイト製フランシス水車1台と芝浦製400 kVA発電機1台からなる。発電所出力は当初から最大400 kWに設定されている。
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