消防車タイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 03:19 UTC 版)
「イヴェコ VM 90」の記事における「消防車タイプ」の解説
VM 90の消防車タイプは、通常の手段では到達できない敵対的な環境や、オフロード車が必要な場所で運用するために、トーピードタイプから作られている。 現在では主として国家消防隊(イタリア語版)で使用されているが、森林警備隊、監獄警察(イタリア語版)、サヴォーナのイタリア赤十字社S.M.T.S.部隊、市民保護局、民間の消防隊などでも使用されている。このタイプはVM 90の基本タイプを再現したもので、3座席の運転室と車両によっては追加の3座席を備えた延長キャビンおよび荷室が基本タイプのフレームに取り付けられている。荷室は運転室とは分けられており、組み合わせによって以下の装備を備える。 3座席の延長キャビン 消防機材(タンク、ホース接続ランス) 山火事用機材 洞窟-高山-河川救助用コンパートメント 救助用モジュール これらの設定はその車両の使用される条件によって運用母体によって基本モデルに施され、またその後も修正される。一般に車両の架装はBaribbi、マギルス、BAIが行っている。機材は消防、森林火災、洞窟-高山-河川レスキュー車両それぞれの仕様となっている。さらに昔ながら消防車の装備(2音色サイレンと青色点滅灯)も備えている必要がある。
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