海陸風による影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:47 UTC 版)
「千葉マリンスタジアム」の記事における「海陸風による影響」の解説
球場から海(東京湾)までの距離が約150mと極端に近いため、秒速10mを超えることも珍しくない強い海陸風(通称「マリン風」)がある。本来なら外野まで飛ぶような打球が内野まで押し戻されたり、投手の投げた球が予想外の変化をすることは日常茶飯事であり、ロッテ球団が千葉に移転して来てから25年以上、同球団に所属している日本人選手で30本塁打達成者がいない一因にもなっている。場内には風向計・風速計が設置されており、電光掲示板で風向と風速を表示できるようになっている珍しい球場である。風速が秒速18mを超えた場合、プレー進行の障害となるため、雨天でなくても試合が中止となるケースがある。実際に中止になった試合もある。 また夏季のナイトゲーム時には5回終了時にスコアボード裏の海岸側から花火を打ち上げているが、これも強風(秒速10m以上)時やホーム方向に風が吹いている場合(特に秒速4~6mが最も危険とされる)は火の粉がグラウンド内に降り注ぐ恐れがあるために中止になる場合がある。
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