海外送金・マルチカレンシー口座サービスのデビットカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:26 UTC 版)
「プリペイドカード」の記事における「海外送金・マルチカレンシー口座サービスのデビットカード」の解説
下記2サービスは海外で始まったサービスで、現在は日本からアカウントの登録、カードの申し込みが可能。複数の通貨を容易に扱えるマルチカレンシー口座の残高から支払われるカード(口座紐づけ)という事で、扱い上は「デビットカード」となっているが、日本の従来の銀行や信用金庫といった金融機関の口座と直接紐づけするという意味ではなく、そのサービスのアカウント内・アプリ内の口座にVISA/Masterのクレジットカードか一般の金融機関からの銀行振込にて資金をチャージしてからカードを使うので、日本ではブランドデビットというよりはブランドプリペイドのイメージに近い。 上記プリペイドカード一覧内のキャッシュパスポートのように、海外専用で国内の店舗では一切使えないカードも存在する中、RevolutとTransferWiseのカードは海外発のサービスながら日本国内の店舗でも利用できる。 Revolut - レボリュートと読む。2015年にイギリスで始まったサービスで、日本では2020年から対応を開始した。アメリカ、オーストラリア、シンガポールにも進出済みのサービスな為、別通貨への両替や海外送金も容易にできる上に、VISAブランドのリアルカードを扱っている。当初はカード番号が一般のクレジットカードのように表面にエンボス加工されていたが、現在ではカード番号が裏面に印字されたタイプとなった。また、日本ではサービス開始当初はVISAとMasterブランドのクレジットカードからしかチャージ出来なかったが、現在では銀行振込にも対応した。 Wiseデビットカード - 旧名称TransferWise(トランスファーワイズ)。こちらも海外送金や他通貨への両替等が容易にできる会社が発行しているカードで、Mastercardブランド。デビットカードと名付けられてはいるが、アカウントに資金のチャージをしてから使うので、上記のRevolut共に日本ではブランドプリペイドカードのイメージに近い。カードはICチップ付きのカードだが、右下に日本のテレホンカードのようなくぼみがあるデザインとなっている。
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