海外向け愛称変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:55 UTC 版)
空港の知名度のさらなる向上が課題となっており、2019年(令和元年)12月に行われた茨城県議会でも西野一議員(自由民主党)からの「海外に目を向けると、同じ島国のイギリスでは、ロンドン周辺の空港名はロンドン・ヒースロー空港、ロンドン・ガトウィック空港、ロンドン・スタンステッド空港、ロンドン・ルートン空港、ロンドン・シティ空港と5つある空港全てにロンドンの名前がついているが」との質問に対し、大井川和彦知事は「有識者からもエアポートセールス上必要であれば、海外向けには『東京』という言葉を取り入れ、状況に応じて使い分けていくことも考えられる旨の意見があった」との回答を示した上で、「より一層の国際線の誘致に向けて、『東京』といった言葉を取り入れた愛称を使用することによるメリットとデメリットを整理した上で、愛称の変更についての検討を進めていく」との答弁をした。その後、「茨城空港の愛称変更の是非を話し合う有識者会議(座長:戸崎肇)」により、海外での知名度向上のための空港英語名の変更が以下の6案に絞って検討された。(なお、定着し始めている国内向けの愛称は「茨城空港」のまま変更しない予定であった。) Ibaraki International Airport Metropolitan Ibaraki Airport Tokyo North Airport Tokyo Ibaraki Airport Tokyo Ibaraki International Airport Tokyo Metropolitan Ibaraki Airport 2020年4月下旬から有識者会議が茨城県民にパブリックコメント(意見公募)を行い、同年5月に最終候補案を3案程度に絞った上で県に答申、答申を受けた知事が空港英語名を最終決定する予定が伝えられた。 同年6月5日、大井川知事は海外向け愛称について「Tokyo」を外した「Ibaraki International Airport」を最終案に選定したと発表した。県民などからのパブリックコメントでは愛称に「東京」と付けることに反対する意見が多く、それに配慮したと説明している。
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