海外の領土
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 09:13 UTC 版)
「フランスの地方行政区画」の記事における「海外の領土」の解説
詳細は「フランスの海外県・海外領土」を参照 海外の領土の行政区画は県以下のレベルにおいて、5つの海外県(Départements d'outre-mer、DOM)、5つの海外準県(Collectivités d'outre-mer、COM)、特別共同体であるニューカレドニア(ヌーヴェルカレドニー、Nouvelle-Calédonie, a collectivité sui generis)、ならびに無人島嶼(南方・南極地域、インド洋無人島群、クリッパートン島)と南極大陸のアデリーランド(南方・南極地域の一部。領有権は南極条約により凍結)に分けられる。 海外県は第二次世界大戦後の1946年3月、臨時政府によって設置された。2003年に海外地域圏(régions d'outre-mer、ROM)が設置された。海外地域圏は4つの海外県がそのまま地域圏に指定され、事実上海外県がそのまま地域圏に昇格したようなものである。すなわち、すべての海外地域圏は県を兼ねている(DOM-ROM)(2011年に海外県に昇格したレユニオン県を除く)。 2001年7月に地方自治制度改革の一環として海外準県(旧法。Collectivité départementale)が設けられた。2003年3月にCollectivités d'outre-merに移行している。 海外領土(Territoires d'outre-mer、TOM)が海外県・海外準県に昇格することがある(本項では便宜上、フランスの行政区画の一つである(Territoires d'outre-merの訳語としての)「海外領土」と一般名詞としての「海外の領土」を意識的に使い分けている)。
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