浮き船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 11:38 UTC 版)
「天空のエスカフローネ」の記事における「浮き船」の解説
浮き岩を硬式飛行船のガス嚢のように用い、それに推進用の動力をつけて操縦可能にした一種の航空機。小型の快速艇から、浮遊要塞、巨大な商船、超巨大なイスパーノ工房船まで、様々な大きさと形、目的の浮き船が存在する クルゼード アレンを頭とするクルゼード隊の快速艇。アレン達のいた砦(カステーロの砦)の地下に隠されていた。竜撃隊による奇襲の際には付近の滝の裏にあった出入り口より登場した。ガイメルフ2機(シェラザード、エスカフローネ)を搭載可能な母艦でもある。 クルゼードのような快速艇の速度を凌ぐ浮き船はない。それだけに、空を飛び、しかも、クルゼードに軽々と追いついたガイメレフ・アルセイデスの存在はアレン達を驚かせた。アレンのミドルネームでもある。 浮遊要塞 様々な形・大きさが確認できるガイア各国にある軍事用の浮き船。ただしザイバッハ帝国のものを含めて基本的に火器が装備されておらず、浮遊要塞自体の戦闘力は低い。主な用途は移動司令部か、ガイメルフを含む軍勢の輸送用といったところ。 ヴィワン ザイバッハ帝国竜撃隊の浮遊要塞。作品中盤、テイリングがパラスを襲った際には、浮遊要塞として初めてステルス・システムを搭載した。第21話でバァンに撃沈され、アストリア沖に沈んだ。 ディレイト ザイバッハ帝国軍の浮遊要塞。終盤、ディランドゥとジャジュカが他の部隊と共に乗っていた。ヴィワンと同様にステルス・システムを搭載している。アストリアのランパントを奇襲した。 イスパーノ工房船 普段は異次元に存在する船で、ヒトの胎児のようなシルエットを持つイスパーノ一族の超大型工作艦。クルゼードと比べれば十分に大きいと思われるドライデンの商船さえ、小さいと思わせるほどの巨体を持つ。作中ではイスパーノのガイメレフであるエスカフローネの装置により、通常空間へ呼び出された。浮き船に分類はされてはいるが、外見から見るに浮き岩を利用しておらず、原理的にはガイアの物とは異なるアトランティスのテクノロジーによって航行している模様。
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