浜名湖橋とは? わかりやすく解説

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浜名湖橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/14 05:06 UTC 版)

浜名湖橋
基本情報
日本
所在地 静岡県浜松市中央区-静岡県浜松市浜名区
交差物件 浜名湖
建設 1966年3月31日-1968年12月20日
構造諸元
材料 鋼、コンクリート
全長 603m
地図
関連項目
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大草山から見た浜名湖橋。奥が名古屋方面

浜名湖橋(はまなこばし、Hamanako_Bridge)は、静岡県浜松市にある東名高速道路浜松西IC浜名湖SAの間に架かる橋梁

概要

全長603m・上下各2車線、赤い橋桁を持つ連続桁橋で、東名高速道路でも有数の景観を誇る。

緩い逆S字のカーブ浜名湖を渡り[1]浜松市中央区の黒岩崎と浜松市浜名区(旧・引佐郡細江町)の崎山との間を結んでいる。

建設に携わったのは、横河橋梁製作所(現・横河ブリッジ)と松尾橋梁(現・IHIインフラシステム)の共同企業体。完成当時は、中央支間長140mは国内最長であった。湖底には軟弱なシルト層が堆積していることから、橋脚の基礎にはニューマチックケーソン工法が採用され[2]鋼橋としては世界で初めて、橋脚から両側に箱桁を架設するバランスド・カンチレバー工法(ヤジロベエ工法)が採り入れられた[3]

1968年には、土木学会田中賞を受賞している[4]

歴史

橋が完成した翌年の1969年2月1日静岡IC-岡崎IC間開通により供用を開始した。

隣接するインターチェンジ等

E1 東名高速道路
(16-2)浜松西IC - (16-3)東名舘山寺BS/SIC - 浜名湖橋 - (SA)浜名湖SA - (17) 三ヶ日IC

脚注

  1. ^ 橋梁建設事業 箱桁橋”. IHIインフラシステム. 2022年6月4日閲覧。
  2. ^ 松村存, 秋葉邦男「東名高速道路浜名湖橋ケーソン工事」『コンクリート工学』第6巻第9号、日本コンクリート工学会、1968年、47-55頁、doi:10.14826/coj1963.6.9_47ISSN 0023-3544NAID 1300043966582022年6月4日閲覧 
  3. ^ 講演「インフラ整備70年」第17回 東名高速道路の建設 -日本の高速道路ネットワーク建設の礎を造る-” (PDF). 建設コンサルタンツ協会 (2020年1月22日). 2022年6月4日閲覧。
  4. ^ 昭和43年度田中 選考委員会の経過と授賞理由について”. 土木学会誌. 日本: 土木学会. p. 14 (1969年7月). 2025年8月14日閲覧。

関連項目

座標: 北緯34度46分42.8秒 東経137度36分55.4秒 / 北緯34.778556度 東経137.615389度 / 34.778556; 137.615389





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