流線型のオリンピアン・ハイアワサ(Olympian Hiawatha)
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シカゴ(Chicago)とシアトル(Seattle)を結ぶ、ミルウォーキー鉄道(CMSP&P RR)、グレート・ノーザン鉄道(Great Northern Railway)、ノーザン・パシフィック鉄道(Northern Pacific Railway)は第二次大戦後も暫くプルマン寝台車を主体とした重鋼製客車による旅客サービスにより、同区間を50~60時間で結んでいたが、1947年6月29日には、それまでの重鋼製客車により編成されたオリンピアン(Olympian)に変わり、流線型のオリンピアン・ハイアワサ(Olympian Hiawatha)が登場し、シカゴ・シアトル間を43時間30分で結んだ。 ミルウォーキー鉄道特有のスカイトップ・ラウンジ車(寝台・展望車)や全室展望車のスーパードーム(Super Dome)を連結して人気を得たが、1955年以降はミルウォーキー鉄道のシカゴ - オマハ間の路線をユニオン・パシフィック鉄道(Union Pacific Railroad)の大陸横断列車が使用、またほぼ平行して走るノーザン・パシフック鉄道(Northern Pacific Railway)の大陸横断列車ノースコーストリミテッド(North Coast Limited)や航空機・長距離バスとの競争に敗れ同社単独の大陸横断列車であるオリンピアン・ハイアワサ(Olympian Hiawatha)は1961年5月22日に運行停止となった。 その後も15.16列車はミネアポリス(Minneapolis)以西の区間列車として存続したが、それも最終的に1969年には運行停止となった。
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