流注とは? わかりやすく解説

りゅう‐ちゅう〔リウ‐〕【流注】

読み方:りゅうちゅう

[名](スル)

流れ込むこと。また、流し込むこと。

「数国の彊内を経て—する者は」〈西周訳・万国公法

るちゅう(流注)


る‐ちゅう【流注】

読み方:るちゅう

結核病巣生じた膿(うみ)が、組織の間を流れ下り離れた場所にたまること。流注膿瘍(のうよう)。りゅうちゅう


流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 07:14 UTC 版)

足の太陽膀胱経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

内眼角睛明穴)に起こり、額に上り百会穴左右が交わる。その支なるものは百会穴より耳の上角に至る。 直行するものは、百会穴より頭蓋内に入り脳を絡い、還り出て項に下り、肩を循り、脊柱挟んで中に抵り腎を絡い膀胱属する。 その支なるものは、腰中を下って脊を挾み、臀を貫き膕中(委中穴)に入る。 その支なるものは、肩から左右に別れ、背の最も外側通り臀部外側および大腿外側通って委中穴において先の支別と合する。ついで委中穴から下腿後側を通り外果の後に出て足の外側を循り、足の第5指外側至陰穴)に終わり足の少陰腎経連なる

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流注

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 01:35 UTC 版)

足の陽明胃経」の記事における「流注」の解説

鼻根起こり下って鼻の外(承泣穴、四白穴、巨髎穴)を循り、上歯中に入り還り出て唇を循り、下って承漿穴で左右が交わる。ついで下顎下縁を循り大迎穴から頬車穴を循り、耳前に上り客主人穴を過ぎ、側頭髪際を循り額顱に至る。その支なるものは、大迎穴の前より人迎穴下り、喉嚨を循り缺盆穴入り、膈を下って胃に属し脾を絡う。 その直行するものは、缺盆穴より乳の内廉に下り下って臍を挾み気衝穴に入る。気衝穴から大腿外側下り膝関節を循り、下腿外側下り足の第2指外端に終わる。 その支なるものは、胃口の下に起こり腹中を循り下って気衝穴に合す。 その支なるものは三里穴の下方から分れ下腿外側(胃経と胆経の間)を下り豊隆穴を経て足の第3指に行く。 その支なるものは、衝陽穴から別れて第1指至り足の太陰脾経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 01:32 UTC 版)

足の太陰脾経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

足の第1指内端隠白穴)に起こり第1指内側白肉際(大都穴)を循り、内果前廉上り脛骨後縁沿って内側上り大腿骨内側上り鼠径部衝門穴より腹に入り府舎穴から中極穴関元穴任脈会し、ついで本経腹結穴、大横穴腹哀穴を経て腹中入り中脘穴下脘穴の際にいたって脾に属し胃を絡う。さらに横隔膜貫いて胸部上り咽頭より舌根連なり舌下散じるまた、その支なるものは、中脘穴より別れて横隔膜貫き心中注ぎ手の少陰心経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 01:35 UTC 版)

足の少陰腎経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

足の第5指外側より脈気を受け、足底湧泉穴を通って足の内果の後を循り、太谿穴より別れて踵の中に入り下腿内側上り膝窩内側陰谷穴)に出て大腿内側上り、脊を貫いて長強穴会し前に出て兪穴まで上り、腎に属し膀胱絡う。その直行するものは、腎より上って、肝、横隔膜貫いて肺に入り、喉嚨を循って舌本を挾む。 その支なるものは、肺を出て心を絡い胸中注ぎ手の厥陰心包経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:53 UTC 版)

足の少陽胆経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

外眼角瞳子髎穴)に起こり上って側頭部に抵り、耳の後に下り、頚を循ったのち、肩に上る大椎穴左右交わり、肩を循ったのち缺盆穴に入る。その支なるものは耳後より耳中に入り、耳前に出て目じりに至る。 その支なるものは外眼角より別れて大迎穴に下り、頬に上り手の少陽三焦経合し下って下顎角行き、ついで缺盆穴先のものと合する缺盆穴から胸中下り横隔膜貫いて肝を絡い胆に属する。その直なるものは肩から側胸部季肋部を循り、別支は胆に属したのち脇を循り、鼠径部気衝穴に入り、ともに股関節のあたりに入り合する。 股関節のあたりから大腿および下腿外側下り足の第4指末端に終わる。その支なるものは足背から分かれて母指行き足の厥陰肝経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:30 UTC 版)

足の厥陰肝経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

足の第1指爪甲部外側(大敦穴)に起こり足背通り中封穴に抵る。ついで脛骨前面上り大腿内側を循って陰部入り生殖器を循ったのち下腹入り期門穴へ上り、胃を挾んで肝に属し日月穴の部で胆を絡う。 さらに横隔膜貫いて胸部散布し気管喉頭の後を循り咽頭出て眼球のあたりに達し頭頂に出る。その支なるものは、眼球のあたりから頬に出て唇を循る。別の支なるものは、肝から分かれて横隔膜貫き肺に注ぎ下行して中焦に至り手の太陰肺経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/07 02:11 UTC 版)

手の少陰心経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

心中起こり、心系に属し横隔膜下って小腸絡う。その支なるものは心系より上行して咽を挟み目につながる。 直行するものは、心系より却って肺に上り下って腋下出て上腕内側下り、肘の内側少海穴)に出て前腕内側通って手関節内側豆状骨上際(神門穴)を経て小指末端橈側終わり手の太陽小腸経連なる

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流注

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/07 04:02 UTC 版)

手の太陰肺経」の記事における「流注」の解説

中焦(中脘)に起こり下って水分穴大腸を絡い、還って胃口を循り、膈を上って肺に属する。ついで気管喉頭を循り、横に腋下出て上腕内側を循り、少陰・心主の前を行き肘窩尺沢穴)に下る。 前腕前面橈側を循って橈骨動脈拍動部に入り母指球より母指末端に終わる。 その支なるものは、手関節の上列缺穴)より示指末端入り手の陽明大腸経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 00:06 UTC 版)

手の厥陰心包経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

胸中足少陰腎経の脈気を受けて起こり心包属し横隔膜下って上脘穴中脘穴陰交穴の部で三焦を歴絡する。その支なるものは、胸を循って腋下出て上腕内側の肺経と心経の間を行き肘関節曲沢穴)に入る。前腕内側中央行き掌中労宮穴)に入り中指の端(中衝穴)に出る。その支なるものは、掌中より別れて薬指の端(関衝穴)に出て手の少陽三焦経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 22:21 UTC 版)

手の太陽小腸経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

小指末端少沢穴)に起こり、手の尺側前谷穴、後谿穴)を循り、手関節経て前腕尺側を上行して肘関節小海穴)に至り上腕内側より肩の後から肩甲を循り大椎穴左右が交わる。ついで缺盆穴入り心を絡い、横隔膜下り、胃に抵り、小腸属す。 その支なるものは缺盆穴から別れて頚を循り、頬に上り外眼角瞳子髎)から耳中に入る。またその支なるものは、頬から別れて鼻から内眼角睛明穴)に行き足の太陽膀胱経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 01:36 UTC 版)

督脈」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

会陰部起こり脊柱にそって上り後頭部風府穴に至り、脳に入る。さらに頭部正中通り、巓(百合穴)に上り、額を循り、鼻柱至り上歯齦に終わる。

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/23 16:24 UTC 版)

手の少陽三焦経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

手の薬指の端(関衝穴)に起こり手背より前腕背側中央上って、肘を貫き肘後(天井穴)に出て上腕外側を循り肩に上る肩井穴で足の少陽胆経交わり鎖骨上窩(缺盆穴)に入り下って膻中穴左右交わったのち、散布して心包を絡い、横隔膜下って三焦属する。その支なるものは、膻中穴から鎖骨上窩(缺盆穴)に出て、項を上って耳の後(翳風穴)に達し一つは耳の上角孫穴)から額角出て内眥から頬に行き別の支なるものは、翳風穴から耳中に入り前に出て、頬を経て外眼角のあたりに終わり足の少陽胆経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/01 08:44 UTC 版)

手の陽明大腸経」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

示指末端商陽穴)に起こり示指橈側白肉際(肌目の際)を循り、第1中手骨と第2中手骨の間(合谷穴)に出て前腕外側上り肘窩横紋(肘の皺)の外端(曲池穴)に入る。上腕外側を上行して、肩峰突起(肩の端にある盛り上がったところ)の外端の肩髃穴至り巨骨穴を過ぎ、大椎穴督脈)に至って諸経と会する大椎穴より下って鎖骨上窩(缺盆穴足の陽明胃経)を経て肺を絡い、下って膈を貫き大腸属する。 その支なるものは鎖骨上窩(缺盆穴)より別れて頸部(首)に上り、頬を貫いて下歯中に入り還り出て左右に別れて口を挟み、鼻下の人中に交わり、左は右に、右は左に行き、すなわち左右交叉して、鼻孔挟んで鼻翼両側迎香穴)に終わる。ついで足の陽明胃経連なる

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流注(経絡の流れの道筋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 01:35 UTC 版)

任脈」の記事における「流注(経絡流れの道筋)」の解説

会陰部起こり下腹部正中上り、臍に達し、さらに腹部、前胸部の正中上り、のどを循り下顎正中から下歯齦に終わる。

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