派手な男女関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 04:14 UTC 版)
「立花家橘之助 (初代)」の記事における「派手な男女関係」の解説
一流芸能人の常として、男女関係は派手であった。処女は初代中村鴈治郎に捧げたといわれ、大相撲常陸山谷右エ門との恋では巡業先までついていったほど。落語家との浮気も多く、弟子7代目朝寝坊むらく(立花家左近、3代目三遊亭圓馬)とできていた(落語家が音曲師の弟子になるのはそもそも異例)。圓馬と、品川の4代目橘家圓蔵との三角関係は、新富座における落語家の歌舞伎総見において派手なけんかの末圓馬が圓蔵を殴打し、三遊派からも東京の芸界からも去るという悲しい幕切れとなった。他にも、愛人として旅館を与えられた落語家(古今亭志ん馬(本名金川利三郎))もいる。 しかし、対価(カネや仕事)のために男と付き合ったことはない。反対に、男に金を与えていた。年を取ってからの浮気相手は若い前座落語家たちとなった。情事の翌朝、男に向かって「お前気を残すんじゃァないよ(のぼせるんじゃないよ、本気じゃないよ)、これでお湯(銭湯)にでも行っておいで」と言い、小遣いを与えた(3代目三遊亭金馬『浮世断語』)。
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