活躍と終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:16 UTC 版)
散水車は昭和初期までは多く用いられたが、昭和10年代に入ると散水自動車が普及したため、次第に少なくなっていった。戦後まで使用した事業者もあったが、燃料事情が好転して散水自動車が普及したことに加え、道路の舗装が進んだため、1955年(昭和30年)頃までに全面的に姿を消した。 現在では北海道旅客鉄道(JR北海道)が夏季におけるレールの膨張防止のため散水車を保有しているが、2014年度をもって運用を休止している。九州旅客鉄道(JR九州)も鹿児島地区の降灰対策で保有していたが、2014年に廃車され現存しない。 また2010年度から鹿児島市交通局が運用を開始した。軌道緑化事業による芝のメンテナンスのため、芝刈り機とセットで導入した(ただし、JR九州と同様、桜島の降灰時に運用されることもある)。
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