活動停止の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:12 UTC 版)
「関西独立リーグ (初代)」の記事における「活動停止の経緯」の解説
2013年10月に、兵庫は独自に芦屋学園高等学校と提携し、2014年に発足予定の同校野球部が日本高等学校野球連盟(高野連)に加盟せず、兵庫の3軍として直接プロを目指す体制にすることを発表した。兵庫はすでに芦屋大学野球部を兵庫の2軍として活動させていた。しかし、この構想に対してリーグの木村代表(紀州監督)は、社会人野球の統括組織である日本野球連盟から規制を受けてリーグが孤立することを危惧し、賛同しなかったことからリーグが分裂状態となり、全球団の脱退に至った。兵庫と06BULLSは12月19日に新たにBASEBALL FIRST LEAGUE(ベースボール・ファースト・リーグ)を設立の上、2014年からリーグ戦をおこなうと発表し、2014年4月25日に開幕した。BASEBALL FIRST LEAGUE設立の記者会見で、兵庫代表の高下沢は、「リーグ決算書などの未提出などに関わる金銭的な不明瞭な部分、リーグの一般社団法人化に伴う不信感など多くの約束事に対する不誠実な対応」も脱退の理由として挙げている。紀州は日本野球連盟所属のクラブチームをめざすと報じられていたが、2014年3月に当年度の活動を休止することを発表した。紀州の運営母体はスポーツクラブとして継続したのち、2017年3月末で活動を停止した。 本リーグの解散・消滅から5年が経過した2018年12月4日、BASEBALL FIRST LEAGUEはリーグ名を「関西独立リーグ」に変更すると発表、母体は異なるが名称が復活することとなった。 なお、国税庁の法人番号公表サイトによると「株式会社関西独立リーグ」が2020年2月現在も和歌山県有田市を本店として現存する(リーグ解散時の運営NPO法人とは同一の住所)。
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