洋裁用型紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/14 20:54 UTC 版)
洋服などの布製の物品は、裁断した生地を縫い合わせて構成されている。その裁断生地の平面形状を示し、なぞって複写するための原寸図を、型紙またはパターン(英: sewing pattern)という。型紙を作成する者および職業は、パタンナー(英: pattern maker)と呼ぶ。 型紙の作成方法には、立体裁断と平面作図の二つがある。必要な強度や透過度などに合わせ、紙ないしそれに類する素材で作られる。 型紙には布目(布地の織り方向)や縫い代など裁断に必要な指示のほか、縫製に関する事項も記載される。たとえばタックの位置とその倒す方向、ポケットの位置やボタンホールの位置と長さ、ステッチの種類などである。 服飾関係の型紙は、その時代ごとの流行を示す資料ともなる。
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