洋画の吹き替え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:33 UTC 版)
洋画では、ジョン・クリーズ、チャールトン・ヘストン、リック・ジェイソン、ロバート・ライアン、クラーク・ゲーブル、リー・ヴァン・クリーフ、マーティン・ランドー、ロバート・テイラー、ジョン・ウェイン、ジャック・パランスらの吹き替えを担当している。様々なジャンルの作品に声を当て、出演作は100本以上に昇っている(下記のリストを参照)。ジョン・ウェインは小林昭二がトラブルで降板したため、急遽代役登板で務めたのが始まりだった。チャールトン・ヘストンの吹き替え版で特に個人的に『ベン・ハー』と『十戒』が思い入れが深いと語っている。 西部劇でも多数の吹き替えを担当し、山田康雄、小林清志、大塚周夫、野沢那智らと共にテレビ洋画劇場におけるマカロニ・ウェスタンの放映を支えた。特にウェインとヘストンに関しては、強くてでかい男の声を要求されたこともあるらしく、「僕の声質がそういうキャラクターに合っていると思って、お使いになったのではないか」と語っている。 ウェインの吹き替えでは初めて担当した際、ウェインの地声に近い声を出すと演出家にNGを出され、ウェインの体格に合った太い声で演じたという逸話がある。実際に納谷の声は柔らかいトーンであり、ウェインの地声に近いと言われている。
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