法隆寺の銅七星剣(七星文銅太刀)
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七曜剣、七曜御剣とも。七星文の他には雲形文・日・月が描かれている。かつては法隆寺金堂の持国天像の手にあり、聖徳太子の幼少期の守り刀であったと伝わる。増長天像の剣(無文銅太刀)と同様に銅剣である。明治11年(1878年)の法隆寺献納宝物に含まれたが、選定段階の明治9年(1876年)から返還が希望されていたが叶えられなかったもので、明治40年(1907年)に代わりに模造を作って持たせている。昭和22年(1947年)に数点の宝物とともに2本の銅剣は返還され金堂の四天王立像の手ではなく大宝蔵殿で公開、その後平成10年(1998年)に完成した大宝蔵院に移された。
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