法性_(将棋)

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無明 (将棋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/08/30 13:36 UTC 版)

無明（むみょう）は、将棋の駒の一つ。本将棋にはなく、摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。

なお、“無明”とは真如の対義語のことで迷いを意味する。

摩訶大大将棋・泰将棋

成ると法性。

相手の無明（法性）を取った駒は、その場で駒を入れ替えて法性に成る。

元の駒	動き		成駒	動き
無明（むみょう）	■       ■   ○   ○       無 明 ○     ○	斜め前、右、斜め左後ろに1マス動ける。	法性（ほうせい）	＼     │     ／   □ □ □ □ □     □ ■ ■ ■ □   ─ □ ■ 法 性 ■ □ ─   □ ■ ■ ■ □     □ □ □ □ □   ／     │     ＼	獅子の動きに加え、全方向に何マスでも動ける。このとき飛び越えては行けない。つまり、獅子、飛車、角行のいずれかの動きができるということである。

大局将棋

成ると法性。

元の駒	動き		成駒	動き
無明（むみょう）	■       ■     ○ ○     ○ 無 明 ○     ○ ○ ○	左斜め前以外の方向に1マス動ける。	法性（ほうせい）	＼     │     ／   □ □ □ □ □     □ ■ ■ ■ □   ─ □ ■ 法 性 ■ □ ─   □ ■ ■ ■ □     □ □ □ □ □   ／     │     ＼	獅子の動きに加え、全方向に何マスでも動ける。このとき飛び越えては行けない。

参考文献

• 梅林勲・岡野伸共著『改訂版 世界の将棋・古代から現代まで』（将棋天国社、2000年）
• 国書刊行会 編 『雑芸叢書』1巻 国書刊行会、1915年、189-211頁。https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000000915598-00。2019年1月13日閲覧。 

関連項目

• 将棋類の一覧
• 将棋類の駒の一覧

Weblio日本語例文用例辞書

「法性 (将棋)」の例文・使い方・用例・文例

• 14歳の子供は自分の行為の不法性を認識する能力がないかもしれない。
• 彼らは、しぶしぶながら、反対者の懸念事項のいくつかについて合法性を認め始めた
• 合法性、道徳律または社会的な慣例に従わないさま
• 過失、違法性または犯罪などで、（何か）を失う、または、（何か）に対する権利を失う
• 公認されているため、あるいは法に従っていることによる合法性
• 不法な行為の結果としての違法性
• いかがわしい誠実さまたは合法性の
• 刑法上処罰するに足る違法性
• 違法性を阻却する事由
• ウクライナは米国や欧州とともに住民投票の合法性を問題視している。