河川と水資源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/19 02:04 UTC 版)
「ブルネイ・ムアラ地区」の記事における「河川と水資源」の解説
4つの主要な水系及び涵養域(かんよういき)がブルネイ国内にあるが、そのうちのブルネイ川がこの地区を流れる。同川はムアラ港を越えてブルネイ湾に注ぐ。川の上流は主要な淡水の供給源であり、特に国土の西半分にとって重要である。またこの川は高度に都市化が進んだ地域とそうでない地域を分ける役割を果たしている。この川の流域にある町はバンダルスリブガワンをはじめ、すべてこの地区の中心を成す。 密生したマングローブ林とニパヤシ(nipah palm)は、三角江(エスチュアリー)付近の低地を覆うように群生し、豊かな沿岸漁業の漁場を育てている。 ブラカス地域では地下水の取水制限が設けられている。地下水の安全取水可能量は年間1730万m3と見積もられている。ブルネイには2つのダムがあり、貯水量は合計45,013,000m3である。そのうち、タセク貯水池の貯水量は13,000m3で給水地域は2.8km2である。
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