沢住検校とは? わかりやすく解説

さわずみ‐けんぎょう〔さはずみケンゲウ〕【沢住検校/沢角検校】

読み方:さわずみけんぎょう

室町末期から江戸初期に、京都活躍した琵琶法師虎沢検校門弟で、初め浄瑠璃三味線合わせて演奏したという。生没年未詳


沢住検校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 03:46 UTC 版)

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沢住 検校(さわずみ けんぎょう、生没年不詳)は、室町時代後期から江戸時代初期にかけて活躍した筝曲作曲家三味線奏者である。沢角とも表記される。浄瑠璃に三味線を加えた組歌を創始した事で知られている。

経歴・人物

若くして失明し、虎沢検校の門人となり彼が創始した三味線の技法を学ぶ。後に検校勾当)となり、滝野検校と共に当時流行していた人形浄瑠璃に三味線の組歌を取り入れるという新しい組歌が誕生した。

後に山野井検校の師匠となり、浄瑠璃の芸者でもある薩摩浄雲を生み出す等、浄瑠璃における革新に貢献した。また、後に生み出す浄瑠璃一門の竹澤、鶴澤、野澤、豊澤等は彼の名に由来するといわれている。大阪府大阪市天王寺区に所在する生國魂神社の境内にある浄瑠璃神社は沢住の名の祭神となっている。

主な作品

  • 『浄瑠璃物語』

出典

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