永続性クラスのマッピング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 03:23 UTC 版)
「Hibernate」の記事における「永続性クラスのマッピング」の解説
JavaオブジェクトとSQLの変換をするには、JavaクラスとSQLテーブルの間の「マッピングデータ」がなければならない。Hibernateはこのためのいくつかの手段を提供する。 XMLメタデータ 最も一般的な手法。各クラス(とそのプロパティ群)は、所定のDTDスキーマに対応したXML文書にて、XML要素として表現される。 アノテーションによるメタデータ JSR 175に準拠して、永続性クラスのソースコードに注釈として記述する。Hibernateがそれを解釈して設定ファイルにそのクラスに関する情報を追加する(あるいは、実行時にConfigurationインスタンスに追加する)。アノテーション機能は別モジュール化されている。 XDocletメタデータ JSR 175およびJava 5.0がリリースされる以前に、アノテーションと似たような機能を実装したもの。XDoclet属性は永続性クラスのソースファイル上で記述され、Apache Antの独立したタスクで構文解析され、XMLメタデータを生成する。 メタデータのプログラムからの操作 Hibernateは、SessionFactoryのインスタンスを生成する前に、マッピングの詳細を操作するAPI(Configurationインスタンスを使用)も提供している。
※この「永続性クラスのマッピング」の解説は、「Hibernate」の解説の一部です。
「永続性クラスのマッピング」を含む「Hibernate」の記事については、「Hibernate」の概要を参照ください。
- 永続性クラスのマッピングのページへのリンク