水若酢神社古墳群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 07:52 UTC 版)
水若酢神社の境内一帯には水若酢神社古墳群(または姿だわ古墳群)と称される古墳時代後期の古墳群が分布する。かつては数基の古墳があったというが、現在は次の2基のみを遺存する。 1号墳 社殿東方に位置する。現在では封土が失われており、墳形は不明。埋葬施設は横穴式石室で、現在は地表に露出するが、石室全長が約11メートルと隠岐諸島では最大級の規模になる。この石室内部では石棺2基のほか、鉄製品(太刀・鍬など)・勾玉などの副葬品が検出された。また、6世紀中頃-7世紀頃の土器も出土している。 2号墳 社殿裏に位置する。直径約20メートル、高さ2.5メートルの円墳と推定される。詳細は明らかでない。
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