すいかんボイラー 水管ボイラー water tube boiler
水管ボイラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:58 UTC 版)
伝熱部が水管になっているもので、循環方法により以下のように分類される。 貫流ボイラー 水を水管の一方から押し込み循環させること無く蒸気に変えるもの。水と蒸気の比重の差がない超臨界ボイラーや、急速起動が必要な小型ボイラーに用いられる。保有水量が少ないため起動性に優れるが、負荷追従性に劣る。蒸気量や蒸気温度を安定させるためには水や蒸気の出入りと熱の供給をバランスさせる必要があり、高度な制御技術が必要である。また、純度の高い給水が必要である。 強制循環ボイラー 水を循環ポンプで強制的に循環させるもの。運転圧力が臨界圧に近いと水と蒸気の比重差が小さくなるため、必然的に強制循環ボイラーとなる。 自然循環ボイラー 水の温度による比重の差で循環させるもの。
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