気合い入れの声出し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 06:25 UTC 版)
2015年頃まで立合いの直前に「ウオッ」や「ホゥッ」と気合のこもった独特の声を発していた。千代鳳が後にこれを真似るようになった。現在は品格の問題からこの気合い入れは日本相撲協会から禁止を言い渡されており自重している。タニマチ筋はその後十両への陥落を経験した琴勇輝について「妙にマジメなところもある力士なので、禁じられたことで悩んでいましたからね」と語っていた。引退時の報道で「三段目時代から気合を入れる動作。意識的な受け狙いのパフォーンマスでなく自分の中のリズム、あくまでも気合。そこだけは分かってほしい」とこの気合入れについての考えが明かされ、黒星を喫したある取組後の支度部屋で「自分の信念を曲げるぐらいならマゲを落としてもいい、ぐらいの覚悟があったか」と問われると「ありました」とこの気合入れについて即答した。2015年3月場所前の力士会では横綱の白鵬から気合入れの声について全関取の前で「犬じゃないんだから、ほえるな!やめろよ!」と注意されているが、尚もこの所作を貫いたことから琴勇輝を真似ていた千代鳳は「琴勇輝関は男前です。俺は怖くて出来ない。(琴勇輝に)申し訳ない。かっこいいな、琴勇輝さんは…」と、羨望のまなざしを送っていた。
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