比例代表公認をめぐる不正献金事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 03:40 UTC 版)
「未来希望連帯」の記事における「比例代表公認をめぐる不正献金事件」の解説
2008年8月14日、ソウル中央地裁で、4月の総選挙の際に党公認候補にする見返りとして、総額で32億1千万ウォンの「不正献金」を立候補者に出させたとして、公職選挙法違反に問われていた徐清源共同代表に懲役一年六ヶ月の実刑判決が、また徐代表に金品を渡したとして同じく罪に問われた、梁貞礼(ヤン・ジョンレ)・金魯植(キム・ノシク)両議員も懲役刑の判決が言い渡されたが、梁被告については、懲役10ヶ月、執行猶予2年の判決となった。2009年5月14日、大法院で原審における有罪判決が確定し、3議員は議員職を喪失することになった。尚、現行の公職選挙法では比例代表選出議員が選挙法違反で議員職を失った場合、所属交渉団体で議員職を継承することはできないと規定しているため、親朴連帯の所属議員は8名から5名に減ることになった。 しかし、6月25日、憲法裁判所で比例代表地方議員が選挙犯罪で当選無効になった場合における次順位候補者への議席承継を禁止した規定は、憲法違反であるとの判決が出されたことで議席を確保できる道が開かれた。そして、10月29日、憲法裁判所で比例代表国会議員が選挙犯罪で当選無効となった場合における議席承継禁止規定が憲法違反であるとの判決が出された。この決定に基づいて11月3日に3人が繰り上げ当選となり、親朴連帯の議員は5人から8人となった。
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