比例代表制の欠点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 05:57 UTC 版)
少数政党の乱立・連立相手の少数政党に政権左右される脆さ 比例代表制度中心だと、単独過半数どころか政策の近い政党同士でも過半数にたらず、議会に林立する少数政党同士で権力争いが激化するデメリットがある。ペルー議会ではそれが問題になって、国会制度改革を訴えて選挙に勝った大統領が大統領を追い出すために組んだ与党以外の少数政党議会から罷免される事態になっている。2021年11月にはスウェーデン議会(リクスダゲーン)選挙後に中央党と左翼党(よるスウェーデン初の女性首相(社会民主労働党)が3党連立政権が誕生したが、緑の党の連立離脱に伴い、数時間で倒閣した。そのため、議会の過半数に満たない少数与党として、最組閣組閣することとなった。 そのため、小選挙区比例代表並立制のように小選挙区制をメインに組み合わせている国の方が多い。
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