母相
出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 05:13 UTC 版)
名詞
- 材料に他の元素や材料が加わるときの、元の材料の組織の相。
- 6水準の試料は、すべて母相がフェライト単相で構成されていることが分かり、FS-A のフェライト粒径が最も小さく、FS-F のフェライト粒径が最も大きい。(諸岡聡「X線小角散乱法による溶接熱影響部の微視組織解析」)〔2019年〕[1]
- それで、層間に入っているセシウムというのは、ファンデルワールス力で弱く母相とつながっているのではなく、入ってしまうと酸素との間で非常に強固な共有結合を作り、いったん中に入ってしまうとなかなか出てこられない、というようなことが明らかになってきました。(内海渉、次世代放射光施設検討ワーキンググループ)〔2014年〕[2]
- 炭化物セラミックスを母相として、局所加熱による短時間接合を試みた。(産業構造審議会産業技術環境分科会「革新的省エネセラミックス製造技術開発事後評価報告書」)〔2015年〕[3]
類義語
翻訳
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