殺菌剤として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/22 14:31 UTC 版)
グルタルアルデヒドは殺菌消毒薬として利用され、2~20%溶液がグルタラールやステリハイド等の名称で販売されている。主に医療機器の滅菌、殺菌、消毒に用いられる。ほとんど全ての細菌、真菌、芽胞、ウイルスに有効である。作用機序は細胞質のアミノ基の部分をアルキル化することによる。炭疽菌の芽胞にも有効であり、ホルムアルデヒド、次亜塩素酸ナトリウム、過酸化水素、過酢酸とともに WHO(世界保健機関)が炭疽菌の消毒薬として推奨する消毒薬の一つである。人体へは毒性が強いために使用できない。
※この「殺菌剤として」の解説は、「グルタルアルデヒド」の解説の一部です。
「殺菌剤として」を含む「グルタルアルデヒド」の記事については、「グルタルアルデヒド」の概要を参照ください。
- 殺菌剤としてのページへのリンク