殺人喜劇の不思議町―森江春策、大学時代の事件
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『創元推理5』1994年夏号掲載 宗美智子作画で漫画化 夜行列車で当てのない旅に出ていた大学生の森江は、飲み物を買いにちょっと電車を降り、そのまま乗り遅れてしまう。仕方なく暇つぶしに入ったその町の喫茶店《蘭船亭》で、アンティークの調度品を眺めていると、町の住民が「人殺し!!」と駆け込んでくる。亡くなっていたのは、町の旅館の主人・宇佐原龍三。凶器は、宇佐原がコレクションしていた17世紀のマッチロック銃だった。 『殺人喜劇の13人』冒頭で森江が出発した旅での出来事であり、結末が第二部冒頭につながっている。 戸越 秀雄(とごし ひでお) 事件の数日前の真夜中、海上に妙な光を見つける。 紺野 マリ子(こんの まりこ) 夕刻に開店する《蘭船亭》のママさん。 荒坂 鹿之助(あらさか しかのすけ) 《蘭船亭》の常連客。工場のオーナー。 草村(くさむら) 丸浜の制服巡査。 白河 松平(しらかわ まつへい) 丸浜警察署長。 歌川(うたがわ) 嘱託医。 宇佐原 龍三(うさはら りゅうぞう) 丸浜の名旅館『今日館』の主人。 鶴井 利一郎(つるい りいちろう) 龍三の甥。旅館の経営に口を出し、龍三と不仲になった。 天羽 進(あもう すすむ) “老武士”を思わせる顔立ち。仮名文字新聞T支局丸浜通信部記者。後に『時の誘拐』に登場する。 佐沢 房子(さざわ ふさこ) 鶴井利一郎の婚約者。
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