歴代ラインナップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/30 12:50 UTC 版)
「DRUM CAN」の記事における「歴代ラインナップ」の解説
RV-X70 ドラムカンの初代モデル。1997年に発売された。本体両サイドに16cmのスーパーウーハーとバスレフポートを搭載。その分本体が重く、大きくなったため本体の持ち運びにはショルダーベルトを採用していた。スーパーウーハーはフルレンジスピーカーとは独立したアンプで駆動させ、スーパーウーハーとフルレンジスピーカーでそれぞれ音量を調整することができた。本体色はグレーだったが、後にスケルトンブルーに変更した限定モデルの「RV-X70LTD」が発売された。生産時期が初期では日本製、それ以降はインドネシア製へ変更された。内部設計がインドネシア製では若干変更され、パーツや回路がコストダウンされている。日本製モデルは数も少なく現在希少モデルとなっている。 RV-X55 サイズはRV-X70より小さかったことから「DRUM CAN・mini」(ドラムカン・ミニ)という愛称がついていた。本体サイズが小さいため、重低音再生はスーパーウーハーを省略してバスレフポートのみとし、「アクティブ・ハイパーバス・プロ」(AHB PRO)という低音を強調して再生する回路を採用していた。本体の持ち運びにショルダーベルトを採用しているのはX70と共通。本体色はイエローとブルーの2色。 ※これ以外にも、CDプレーヤー・MDデッキを搭載しバスチューブ構造とスーパーウーハーを採用していたMDシステム「RD-MD5」が存在していたがドラムカンシリーズの一員だったかどうかは不明。消費電力がやや高めなのと当時のMDシステムの常で、乾電池使用が出来ないので、やはり、ドラムカンの使用目的とは明らかに違い据え置き使用が望ましいようである。
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