歌手としての転換期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:29 UTC 版)
2015年のシングル「星より先に見つけてあげる」をリリースした頃から、ネットで「森口博子がスゴい」、「歌唱力に磨きがかかってる」などの声が上がったという。これについて森口は、2007年に『タイタニック』でミュージカルに初挑戦したことがきっかけで歌い方が変わり、歌手としての大きな転換期になったとしている。 『タイタニック』ではオペラを基調とした曲が使われ、共演者のほとんどがミュージカル経験者だった。そんな中、ポップス出身の森口は稽古中何をやっても、外国人の演出家から「ノーノーノー!」、「キルユー!」などとダメ出しをされ続けた。その稽古中、風邪をひいてしんどかったため念のため病院で血液検査をした所、血液中のストレス数値が“プロボクサーの試合直前の極限状態”ぐらいあり、医者から「相当ストレス抱えてますね」と言われたという。 本作の稽古は大変ではあったが、演出家から歌い方に徹底的なダメ出しをされ、ボイトレにも以前より真剣に通うようになった。これらのおかげで声の幅や表現力が目に見えて変わったことが自信にも繋がり、以前に増して周囲から好評価を得ているという。
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