歌唱時の扮装、「個性的」との評価について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 20:43 UTC 版)
「戸川純」の記事における「歌唱時の扮装、「個性的」との評価について」の解説
1987年にバンド「ヤプーズ」を本格的に始動し、戸川はランドセルを背負った小学生姿などに扮装して歌唱パフォーマンスを行った。それ以降、現在(2022年2月)に至るまで周りから「普段から“不思議ちゃん”キャラだ」と誤解されるようになった。本人はこのイメージを持たれることに否定的で、周囲にその種の女性が寄って来ることが多いことを嫌悪している。 普段の話のリズムや作品世界から、「変わっている」「個性的だ」との評価を受けることが多い。しかし、中にはこれを意図的なキャラ付けと誤解する者もおり、戸川本人はそうした誤解に苦しんだ。話し方に独特の間があるため、トークではその場が水を打ったような静けさになることがある。その間に聴き手が予想する答えと実際の答えが異なることが多く、これが聴き手を驚かせたり笑わせたりする要因であるといわれる。しかし、1人で喋る時はこの間があまり出ない。 自分とは違う人物になりきることが出来る点に、芝居の魅力を見いだしている。また、ライブでの一見奇抜な衣装も、作品世界の様々な状況における人物になりきりたいという変身願望に基づいている。 自分の中に複数の人格が存在しているのではと感じており、どれもが自分の姿ではあるが、状況によってどの人格が出てくるかが異なると考えている。様々な衣装で扮装するのが好きなのも、特定の何者かになりきることが出来るからである。
※この「歌唱時の扮装、「個性的」との評価について」の解説は、「戸川純」の解説の一部です。
「歌唱時の扮装、「個性的」との評価について」を含む「戸川純」の記事については、「戸川純」の概要を参照ください。
- 歌唱時の扮装、「個性的」との評価についてのページへのリンク