機種名の補足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:22 UTC 版)
スホーイOKBでは、他局同様ときおり機体呼称を再利用した。たとえば、1946年製のSu-9と1957年製のSu-9は同一名称であるが、相互に直接の関係はない。前者は大量生産されず試作のみに終わっている。 また、スホーイにおけるプロトタイプの呼称は翼面図に基づく場合があり、例えばデルタ翼(ロシア語: Треугольное トレウゴリノイェ)の機体にはT(Т)、後退翼(ロシア語: Стреловидное ストレロヴィドノイェ)の機体にはS(С)のプレフィックスが付与された(例:T-3、S-1)。ただしこの原則は次第に崩れてゆき、デルタ翼から可変後退翼に設計変更されたSu-24の原型機T-6は変更後もデルタ翼を指すTを用い続けたほか、ほぼ直線翼であるSu-25の原型機の名もT-8である。また、Sのプレフィックスは前進翼機にも使用されている。 初代Su-9直線翼、双発の戦闘爆撃機 2代目Su-9デルタ翼、単発の迎撃戦闘機試作名称はT-3 2代目Su-7後退翼、単発の戦闘爆撃機試作名称はS-1
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