機械装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 14:18 UTC 版)
「ダイヤモンド・プリンセス (客船)」の記事における「機械装備」の解説
発電機 当船は4基のディーゼル発電機と、1基のガスタービン発電機をそなえている。 ディーゼル発電機のうち2基は直列9気筒型 (9L46)で、別の2基は直列8気筒型(8L46)であり、それぞれ9,500 kW (12,700 hp) および8,500 kW (11,400 hp)のパワーを生み出す。燃料はC重油(バンカーC)である。 ガスタービン発電機は、ゼネラル・エレクトリック社のLM2500である。LM2500は軍艦の主機にも広く用いられているガスタービンエンジンで、最大で25,000 kW (34,000 hp) のパワーを生み出す。燃料は船舶用ガスオイル(MGO:Marine Gas Oil)である。このガスタービン発電機のほうが発電費用が高くつくものであるが、主にアラスカなど排ガス規制が厳しい海域で使用するために設置されている。 着岸用装備 着岸時の操船のために、二台の電気モーターにより駆動される固定ピッチのプロペラも装備している。また6台のスラスター(船首に3台、船尾に3台)も備える。
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