機器構成および価格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 16:28 UTC 版)
その構成は以下のとおりである。 火花送信機 1インチ・スパーク型インダクションコイル(仏製の断続器付き) 放電球(直径1.75インチ) 放電球に差し込む針金アンテナ(先端折り曲げたダイポール)。全長と1.5フィート。 電鍵(モールス符号を操作する開閉器) コヒーラ受信機 調整済みコヒーラとデ・コヒーラ、ベルサウンダー(鈴) コヒーラに取り付ける針金アンテナ(折り曲げダイポール) デ・コヒーラ駆動用高感度リレー 付属品 配線コード 乾電池4本(送信機用3本、受信機用1本) 説明書 以上のセット商品で当初の価格設定は$8.50だったが後に$10.0になっている。送受信ともに非同調式ではあるが、アンテナの形状よりその周波数は短波(HF)から超短波(VHF)帯と推定される。電気雑誌Popular Electricityの1911年1月号にテリムコの最終期の広告が確認できるが、6年近くも市場に出されていたヒット商品である。
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