橋 (アルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/18 07:23 UTC 版)
『橋』 | |
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ソニー・ロリンズ の スタジオ・アルバム | |
リリース | 1962年 |
録音 | 1962年1月30日-2月14日 |
ジャンル | ジャズ |
時間 | 40:36 |
レーベル | RCAビクター |
プロデュース | ボブ・プリンス |
専門評論家によるレビュー | |
橋(The Bridge)とは、ジャズ・サックス奏者、ソニー・ロリンズのスタジオ・アルバム。活動を停止して以来、3年振りとなる復帰作。
解説
1959年から活動を停止したロリンズは、ウィリアムズバーグ橋で人知れずサックスの練習を重ねていた。自作曲「橋」およびアルバム・タイトルは、その練習場所にちなんでいる。そして、1961年11月に、公衆の面前での演奏を再開。ほどなく、RCAビクターのプロデューサー、ジョージ・アヴァキャンがロリンズとの契約を取り付けた。なお、アヴァキャンは以前コロムビア・レコードに在籍し、マイルス・デイヴィスを獲得した実績がある。
「ウィザウト・ア・ソング」は、ロリンズのコンサートでしばしば演奏された曲で、アメリカ同時多発テロ事件から4日後のボストン公演でも披露され、同公演を収録したライブ・アルバムのタイトルにもなった。「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」は、ビリー・ホリデイが1941年に発表した曲のカバー。
本作では、エラ・フィッツジェラルドの伴奏ギタリストとして知られていたジム・ホールが重要な役割を果たしている。ホールの1999年のインタビューによれば、ロリンズはピアノの和音よりもギターの和音の方が隙間があって触発されやすいと考え、サックス・ギター・ベース・ドラムのカルテットで制作することを決めたそうである。
収録曲
- ウィザウト・ア・ソング - Without a Song(Billy Rose, Edward Eliscu, Vincent Youmans)
- ホエア・アー・ユー - Where are You(Harold Adamson, Jimmy McHugh)
- ジョン・S - John S.(Sonny Rollins)
- 橋 - The Bridge(S. Rollins)
- ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド - God Bless the Child(Arthur Herzog, Billy Holiday)
- ユー・ドゥ・サムシング・トゥ・ミー - You Do Something to Me(Cole Porter)
演奏メンバー
参考文献
- ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100(小川隆夫・著、河出書房新社、ISBN 4-309-26912-5)
- ジム・ホールの発言に関して参照
「橋 (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例
- この橋から上流へ3キロのところに村がある
- 橋がその川に架けられている
- 新しい橋はほとんど完成している
- 反り橋
- 私はその橋が安全だということを確かめた
- その橋は我々がそこに到着するまでには壊されているだろう
- この橋から3キロ下流に美しい湖がある
- その古い橋は多くの人々の重さでこわれた
- 鉄橋
- 川に橋を架ける
- 我々はその橋を渡った
- 橋を建設する
- その橋は毎日多くの交通量を支えなければならない
- その橋は洪水で流された
- 大水で橋が崩壊した
- その古い橋はあっけなく崩れ落ちた
- 橋の建設に2年かかった
- その橋は目下建造中である
- その橋の建設にどれくらいかかったのですか
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