樹木の沖縄導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 03:19 UTC 版)
1964年、オキナワ移住地で開催された、入植十周年記念式典に参加した際に、ボリビアから種子を持ち帰ったトックリキワタを自宅で栽培。1970年に初めて開花させた。トックリキワタは、その後、沖縄県の各地で公園樹や街路樹として植樹された。沖縄への導入の経緯から「トックリキワタ」は「南米ざくら」などと呼ばれ、花の観賞樹木として親しまれている。また天野が自宅で栽培したというトックリキワタの導入樹木は、「天野株」と命名され沖縄都市モノレール線のおもろまち駅の駅前広場に植えられている。 またジャカランダの種子もこの時に持ち帰り、沖縄で開花に成功させた。ジャカランダの花が満開になったときの情景が紫雲が空にたなびいているように見えることから、「紫雲木」と命名した。
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